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アンストッパブル [映画感想−あ]

1月も半分過ぎてしまいましたが・・・あけましておめでとうございます。
2011年もよろしくお願いいたします。
昨年はかなり更新をサボってしまい、ソネブロの中の人にも、
「もうちょっとがんばりましょう」と言われる始末だったので、
今年は心を入れ替えてガンバリたいと思います。
では本年一発目は景気よく(?)ドッカーン!てなカンジで『アンストッパブル』を!


ペンシルベニア州の操車場で、運転士のデューイ(イーサン・サプリー)のミスにより、
39両編成の貨物列車が無人のまま暴走を始めてしまいます。
この列車には大量の発火燃料と有毒化学物質が積載されており、
このままでは市街地で脱線転覆し大惨事となることが予想され、
操車場長のコニー(ロザリオ・ドーソン)はなんとかこの列車を止めるために、
州警察に協力を求め上層部と解決策を話し合い決行しますが、作戦はことごとく失敗してしまいます。
しかしその時、同じ線路上にベテラン機関士のフランク(デンゼル・ワシントン)と、
その日が初勤務の新米車掌ウィル(クリス・パイン)が乗車する別の貨物列車がいました。
暴走列車を目にした2人はある作戦を思いつき、この列車の後を追い始めますが・・・。


ワケありなベテラン
unstoppable_1.jpg


内容はタイトルそのままだし、予告編やCMで観たまんまで何も予想を裏切られることはない、
最後はどうせデンゼル様がサラッと解決してくれるんでしょ?と思いながらも、
最初から最後まで見事にカッチリとドキドキハラハラさせてくれました。
70〜80年代頃によくあったパニック映画のようで、こんなわけないだろうといちいち思いながらも、
どうしてこんなに単純な話にアツくなってしまうかと呆れるぐらいの面白さ!
なんだか正しいお正月映画を観たなあと、とにかく大変楽しく観ることが出来ました。

暴走列車の突進ぶりやいろんなものに激突し蹴散らしていく様子は、
おそらくかなりの部分CGで描いてるんだろうなとは思うのですが、
いろんなものをなぎ倒し、ぶち壊していく様子がとにかく楽しい。
とっくに脱線〜大惨事になってると思うのにまだ持ちこたえる!?
エエエ!?と思いながらも、あの手もこの手も失敗していく様子に、
「よーしまた失敗!」という不謹慎な気持ちをいちいち持ってしまい、
ひとつひとつの"イベント"ぶりから一瞬も目が離せませんでした。

最初のきっかけとなる運転士の呆れた凡ミスぶりや、
これだけの大事故なのに司令部から指示を出し、対策を考え、
上層部と意見を戦わせ・・・といった大仕事をやる人が、
操車場長のコニーともう1人の男性ぐらいしかいないというのも信じられなくて、
アメリカの鉄道会社のレベルの低さにもまたびっくりしてしまいました。
でもロザリオ・ドーソンの働きっぷりはカッコよくて、作品に花を添える以上の大活躍でしたが。


ワケありな新入り
unstoppable_2.jpg


ベテラン機関士と新米車掌という組み合わせで、最初は何かと対立しあうのに最後は・・・とか、
上層部は現場のことがまるっきりわかってなくて自分たちの都合しか考えず、
結局それらがことごとく失敗して・・・なんていうのが、
これまで何万回も描かれて来た定石と言ってもいいようなストーリー展開なんですが、
そういったあらゆることがカッチリと、まさにこちらの期待どおりに描かれているので、
そのために余計なことに気を回す心配もないというのか、
純粋に暴走列車の行く末をハラハラしながら追いかけていられる気がしました。

最近のトニー・スコット作品はちょっと見逃しているのですが、
映像の作りが、ちょっと昔の"スタイリッシュ"というか、
いちいちキメのカットを大袈裟なぐらいに見せていく感じが相変わらずだなあと思いました。
そういう過剰なこだわりがかえって現実味を失わせて、延々大暴走列車ショーを見せられている感じで、
大惨事になりそうな話だというのについニヤニヤして観てしまう。
最初は、カメラが被写体に急にグイッと寄るカメラワークが、
一時期流行ったドキュメンタリータッチに見せる手法っぽくてちょっと鬱陶しく感じたのですが
これももうこういうスタイルなんだから、これこそまさにトニー・スコット節ってことかもね、
なんて思って、だんだん気にならなくなって行きました。


止まらない!
unstoppable_3.jpg


なんだかんだで最後はデンゼル・ワシントンが持って行くんだろうなと思い、
実際そうなりそうな活躍ぶりを最後に見せるのですが、意外なことにさらにもうひと山あって、
そこで新米クリス・パインにいいところを渡すという余裕ぶりに、
かえって"デンゼル様カッコイイ!"と思ってしまいました。
クリス・パインの役はちょっと前ならマーク・ウォールバーグあたりがやるといいかなあ、
なんてことを思いながら観ていましたが、この人はよくわからない役者さんです。
もうちょっと何かこの人ならでは!と思わせる魅力があるといいのになあと思いました。
フランクとウィルそれぞれの家庭の事情が要所要所で語られて、
それらも最後にはこれまた予想通り丸く収まるのですが、
そのあたりの物足りなさも敢えてギリギリ嫌味がなく、ウエットにし過ぎてない感じで良かったです。

それにしても、こういった事件事故というのは今はTV局がライブで多方面から報道してくれるわけですが、
そんなニュース映像を挟み込むことによって、現場にいない家族や関係者などが、
現場の様子をどうやって知り理解したのかという説明になっていて、
さらにその様子をこちら側も観ることによって、そうやって状況を知ったのね、と理解する。
昔なら誰かが都合よく、すべてが見下ろせる丘か何かに立っていたとかいうことでしか、
説明のつかなかったことなのに、そんなニュースや中継映像の使い方も実にうまいと思いました。
映像、演技、演出と、あらゆる職人芸の結晶を見せられた感じで、
いつまでも心に残る作品というのとは違いますが、
暴走機関車のこれ以上ない豪快な暴走っぷりは文句なく気持ちいいし、
エンタテインメントとしてぜひ大きなスクリーンで楽しんで欲しい作品だと思いました。


Unstoppable(2010 アメリカ)
監督 トニー・スコット
出演 デンゼル・ワシントン クリス・パイン ロザリオ・ドーソン
   イーサン・サプリー ケヴィン・ダン ケヴィン・コリガン
   ケヴィン・チャップマン リュー・テンプル T・J・ミラー
   ジェシー・シュラム デヴィッド・ウォーショフスキー



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ぷーちゃん

更新頻度、期待してます。(^m^)
今年もよろしく〜♪
by ぷーちゃん (2011-01-17 17:04) 

dorothy

ぷーちゃんさん、こんにちは。
あまりプレッシャーかけないでください...。
今年もよろしくお願いします。
by dorothy (2011-01-20 03:56) 

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