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オレンジカウンティ [映画感想−あ]

ずーっと観たかった作品をようやく鑑賞。
毎度お馴染みフラットパック作品の1本でもあります。


南カリフォルニア、オレンジカウンティに住む高校生ショーン(コリン・ハンクス)。
サーフィンに明け暮れるお気楽な日々を過ごしていましたが、
ある出来事がきっかけで、著名な作家マーカス・スキナーの本に出会います。
この本に深く感銘を受けた彼は、作家になることを心に決め、
「オレンジカウンティ」という小説を書き上げます。
そして、マーカス・スキナーが教鞭を執るスタンフォード大学への進学を希望しますが、
ちょっとした事務手続き上の手違いで、ショーンは入学を却下されてしまい・・・。


合格通知が来た・・・!?
orangecounty_1.jpg


カリフォルニアの中でもお金持ちの住む街というイメージのオレンジカウンティ。
ショーンも複雑な家庭ではありますが、裕福そうな暮らしをしています。
そのため特に悩みもなく、いかにも西海岸特有のノンビリした生活ぶりなのですが、
友人の死と、一冊の本との出会いで、初めて自分に向き合うことになります。
でも、世の中そんなに甘くない・・・という当然の展開なのですが、
彼に立ち塞がるキビシイ現実というのが、ことごとくバカバカしい理由ばかり。
ショーンの通う高校、ここがなんともノンキというかノー天気というか、
だいたいそんな事務処理しないでしょ!?とか、そんな授業アリ!?とか、
本当にくだらなさオンパレードです。

ショーンの家族や友人たちもかなり困った人ばかり。
母親(キャサリン・オハラ)は情緒不安定気味でショーンの進学を快く思っていない。
兄ランス(ジャック・ブラック)は年がら年中、酒とクスリでまともじゃない。
再婚して家を出た父(ジョン・リスゴー)は金の亡者で何のチカラにもなってくれない。
サーフィン仲間の友人たちはくだらないことばかりやってるし、
唯一、ガールフレンドのアシュレイ(シュイラー・フィスク)だけは、
ちょっと軽いところもあるけれど、一生懸命彼女なりに彼を助けてくれます。


年中ラリラリの兄
orangecounty_2.jpg


納得がいかないショーンは直談判だ!とばかりに、
ランスとアシュレイとともに大学にクルマを走らせます。
でも、行ってみればそこはそこでまた困った人たちがたくさんいたりします。
エンドロールで「スタンフォード大学はこの映画に何の関わりもありません」とわざわざ断っていますが、
確かにこれじゃ、困った職員がいたり裏口入学OKみたいに思われそうです。

とにかく、マトモなのはショーンだけといってもいいぐらい。
まあでもこのショーンにしても、気持ちはわからなくもないけれど、
そうまでしてスタンフォードに行かなきゃなの?と思ってしまいます。
ショーンが今の環境から抜け出したい気持ちもよくわかるし、
誰でも一度はこんな人生の岐路に立つときがやってくる。
それを寂しく思う母親やガールフレンドの気持ちもまたよくわかる。

結局最後は予想どおりの"我が家が一番"みたいなオチになるわけですが、
この結論を導き出すあたりの脚本は、なかなかウマイ!と思わせるものがあります。
個人的にこういう青年の成長物語にヨワイということもあるのですが・・・。
軽い性格ながらも、ほとんどの場面で真実をついてくるアシュレイ、
そして作家マーカス・スキナー(ノンクレジットの出演なので名前は伏せておきます)が、
ショーンに本当に大切なものは何かを教えてくれます。
うーん、スキナー役の彼、相変わらずオイシイ役だなあ。


期待どおりのJB
orangecounty_3.jpg


最近はいよいよトム・ハンクスにそっくりになってきたコリン・ハンクス。
彼が本当に素晴らしい。完璧と言っていい好青年ぶりです。
パパも若い頃はこんなだったなあとしみじみ思い出させます。
彼は1977年生まれなので、撮影時はすでに24歳ぐらいだったわけですが、
余裕で高校生に見えるところもスゴイ。
一方、アシュレイ役のシュイラー・フィスクは、シシー・スペイセクの娘。
でもこちらはあまり似ていませんね。ママとは違ってかなり健康的な感じ。
ジャック・ブラックは、まさに彼以外に考えられない役。
弟をあらゆる場面で窮地に立たせるのですが、それでも要所要所で素晴らしい活躍(?)を見せます。
ショーンに「謝れ!」「アイラブユーって言え!」のあたり、グッと来ます。
フラットパックお約束のカメオ出演者とのやりとりも見れて満足満足!
ほかに、出番これだけ!?のリリー・トムリンにチェビー・チェイスの出演はびっくり。
実は監督のジェイク・カスダンはローレンス・カスダンの息子。
・・・これが豪華キャストの秘密かも知れません。

全体的に展開や演出のテンポが悪く感じられるところも多く、
82分という長さのわりにもたつき感もあるし、
逆にちょっと切り詰めすぎて物足りない気もします。
特典映像で観られるカットされたシーンなんか、
採用されてもいいと思うようなものも少なくありませんでした。
コメディとして、もっとくだらないシーンがあっても良かったと思います。
リリー・トムリンのカット部分はかなりくだらなくてスキでした。
それにしてもチェビー・チェイスは本当にあれだけだったのでしょうか?・・・贅沢!


Orange County(2002 アメリカ)
監督 ジェイク・カスダン
出演 コリン・ハンクス ジャック・ブラック シュイラー・フィスク キャサリン・オハラ
   マイク・ホワイト ジョン・リスゴー リリー・トムリン チェビー・チェイス



オレンジ・カウンティ

オレンジ・カウンティ

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD


タグ:映画
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