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ウィンブルドン [映画感想−あ]

キルスティン・ダンストとポール・ベタニーのテニスものラブストーリー。
『ウィンブルドン』というそのまんまなタイトルや、
ポール・ベタニーの名前に、ほとんど食指が動かなかった作品なのですが、
なんとなく見始めたらこれがなかなか面白くてびっくり!
こういう意外な出会いはシアワセな気分にしてくれます。


かつて世界ランキング11位まで登り詰めましたが、
今やそのランクも119位まで落ちたイギリス人テニスプレイヤー、
ピーター・コルト(ポール・ベタニー)。
ウィンブルドン選手権にワイルドカードで出場権を得た彼は、
これを引退試合にすることを心に決めます。
そんな彼が、ひょんなことから最近注目のアメリカ人新進プレイヤー、
リジー・ブラッドベリー(キルスティン・ダンスト)と出会います。


そして恋が始まります
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『ノッティングヒルの恋人』や『ラブ・アクチュアリー』でお馴染み、
イギリスのラブコメと言えばココ!という感じのワーキングタイトル製作という点で、
期待どおりというか、良い意味で予想を裏切らない作品です。
とは言え、一部ストーリーは『ノッティングヒルの恋人』まんまと言っても言い過ぎではないぐらい。
あちらはロンドンの本屋さんとハリウッド女優という、
まるで住んでる世界が違う2人でしたが、こちらは一応同業者。
ですが、かたや引退を考えている落ち目選手、もう一方は優勝候補の新進プレイヤーと、
やはり"身分違い"と言えそうな設定。
しかも、リジーのほうからピーターを誘うという、これまた『ノッティングヒル〜』と同じ。
ピーターのアパートで一夜を過ごした翌朝、マスコミがアパートに押しかけて来るという、
まるでデジャブのようなシーンもあります。


迫力のテニスシーン
wimbledon_2.jpg


この作品のスゴイところはテニスの試合そのものの部分です。
リジーとうまくいって、ピーターが思わぬ勝利を重ねていくという、
テニスを知っている人ならたぶん「ありえない!」と怒り出しそうな展開なのですが、
恋がオトコも元気にするという点はとても好ましいというか、
スポーツって実力だけじゃない、こういうメンタルな部分もすごく大きいんだろうなと、
なんだかすごく納得させられるのです。
それは、反対に絶好調だったリジーはダメになってしまうという点にも表れていると思うし、
この辺の精神的な部分や運、周囲の雑音などが2人に影響を与えていく様が丁寧に描かれていて、
ありえそうにない話を面白くしています。

ビリングはキルスティン・ダンストが上ですが、これはまるっきりポール・ベタニーの映画。
彼はてっきりテニス経験者だと思っていたら、この作品のために特訓したらしく、
どういう風に撮影してるのかわかりませんが、実にサマになっているし、
試合シーンはなかなか見応え充分です。
キルスティン・ダンストのほうはちょっとアヤシゲでしたが・・・。
ボールボーイとの話や、親友と対戦することになったりといったエピソードの作り方もとても良い。
(このピーターのゲイの親友役ニコライ・コスター=ワルドーって人がちょっとイイ感じ!)
イギリス映画らしく家族との関係もうまく表されています。
最近すっかりスターになったジェームズ・マカヴォイが、
ピーターのちょっと困った弟役として出演しているのにお得感を感じてしまいました。


ボールボーイの子、カワイイ!
wimbledon_3.jpg


ちょっぴりコワイ、リジーのパパ役にサム・ニール、
調子の良いエージェント役のジョン・ファヴローも好演。
ジョン・マッケンローとクリス・エバートが本人役で解説者として登場しています。

それにしても『ウィンブルドンの恋』とかいうベタなタイトルにしなかったのはエライ。
それがかえってわかりにくくしているというか、作品のハードルをヘンに上げてるようにも思えますが・・・。
純粋にテニス好きな人は"なんだこりゃ!?"と怒っちゃうかも知れませんし。
でも、テニスシーンは映像的にも凝ってるし、キチンと試合を見せるのには本当に感心しました。
イギリスのラブコメ好きな人には大推薦作。
ハッピーエンドで終わることはわかっていても、最後はウルッと来てしまう、
個人的に大好物なジャンルの作品を思わず拾ってしまって、本当にラッキー!


Wimbledon(2004 イギリス/フランス)
監督 リチャード・ロンクレイン
出演 キルステン・ダンスト ポール・ベタニー ニコライ・コスター=ワルドー ジョン・ファヴロー
   サム・ニール オースティン・ニコルズ バーナード・ヒル エレノア・ブロン ジェームズ・マカヴォイ



ウィンブルドン

ウィンブルドン

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD



タグ:映画
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