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ポイント・ブランク [映画感想−は]

いろんな映画ベストもので、よくランクインしているこの作品。
う〜ん、それほどのもの?と思うのですが、何がそんなに良いのでしょう?
なんて言いながら、私は大好きな作品です。


プロの殺し屋マーティン・ブランク(ジョン・キューザック)。
順調に仕事をこなしてはいましたが、悩みも多く、
精神科医(アラン・アーキン)を訪ねてみたりする日々。
そんな彼の元に、高校の同窓会の招待状が届きます。
出席する気はなかったマーティンですが、
仕事でちょっとしたミスを犯し、その挽回のための仕事が故郷で発生。
意を決し、10年ぶりに里帰りした彼はかつての恋人デビー(ミニー・ドライヴァー)と再会。
しかし、彼を狙う殺し屋たちも街にやって来ます。


プロフェッショナルだぜ
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殺し屋が主人公で、非情な殺しの場面も出てくるのですが、
基本的にコメディ。みんな真面目におかしなことをやってます。
10年ぶりに故郷に帰ってみれば、実家はなくなり、親はこんなことになってるとか、
昔の恋人との関係に悶々としつつ、殺しの仕事の準備もしなくちゃとか。
そもそもジョン・キューザックが殺し屋というのが、らしくない。
冒頭の”お仕事"のシーンはなかなかのカッコ良さですが。

それと、もう1人登場する殺し屋はなんとダン・エイクロイド!
こちらももちろん大真面目に殺しまくるのですが、
やっぱり、殺し屋のイメージから一番遠い存在に見える、あの太っちょ体型・・・。
二丁拳銃でどすどす走る姿はとてもプロには見えません。
彼はなんとマーティンに"殺し屋組合"を作ろうと持ちかけて来たりします。
2人は殺し屋としてライバル関係であるので、いつもどちらも相手を信用していません。
親しげに(?)話しながら、いつでも相手を撃ち殺せるように銃に手がかかってるのがオカシイ。


でもちょっと怖い・・・
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マーティンの事務所(?)で秘書として働くのは、ジョンのお姉さんジョーン・キューザック。
大・大・大好きな女優さんです。今回も彼女ならではの不思議キャラクターで登場します。
彼女は事務所にいるシーンしかなくて、そこに住んでるの?って思うぐらいいつも居るのですが、
出てくるたびに不思議なファッションで、いろいろと想像させられます。
すごくキラキラしたドレスを着てるシーンがあったりして、
パーティ帰りなの?それともこれから行くの?と思うのですが、当然それに対する言及はナシ。
今作では、ジョンのもう1人のお姉さんアン・キューザック(登場してすぐにわかります)と、
お兄さんビル・キューザック(えっと、どこにいたっけ?)も出ています。

この作品で唯一残念なのは・・・デビー役のミニー・ドライヴァー。
個人的にどうしても苦手なもので。
かつてプロムをすっぽかしたことで、ずっとデビーのことを想い続けていたマーティン。
毎日夢に見ない日はないぐらい想っていた人が・・・彼女なのかあ。うーむ。
デビーはローカルラジオ局のDJなんてやっていて、相当気が強そうで、
言動が、私はちょっと普通とは違うのよ的オーラ出しまくり。
そんな彼女に高校時代のマーティンが惹かれたのはいいとして、
10年ぶりに会ってこんなんだと、ちょっとヒキそうな気もするんですが。
いきなり「飛行機やって!」ですよ。
相手に仰向けになって足を上げてもらい、足の裏にお腹を乗せて上げてもらうアレですよ。
私も子どもの頃に親にやってもらってましたが・・・大人がやってるの、初めて見ました。
まあ、人の趣味はいろいろで、そういう彼女をキュートだと思う人もいるだろうし、
”飛行機”はシナリオにあったことだろうから彼女のせいではないし。これ以上の悪口は控えます。


彼女に罪はないのだけれど
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職業は殺し屋なんて人に言えるわけがないので同窓会に出るのを渋っていたマーティン。
一方デビーも今は地元に戻ってきているけど、いろいろあって同窓会には出席したくない組。
なんとか勇気を出して2人は同窓会に出席します。
デビーのラジオ番組や、この同窓会シーンなど、とにかく80年代ヒット曲のオンパレード!
このへんでグッと来る世代も多いのでは?
でも、この同窓会、かなりキツイです。
私はまったく同窓会の経験がないのですが、たぶんこんな感じになっちゃうだろうなあという、
なんとも言えないイヤーな空気。
こういうの、地元でそこそこ成功した人なら問題なく溶け込めるんでしょうけど、
私は殺し屋でもないけど、確実にマーティン側。ずっと避けて行きたいです。

さて、この作品の魅力を改めて考えてみます。
殺し屋を主人公に立てながらコメディとして成立している。
出演者たちの演技やバランスがよくとれているといったあたりが高評価なのでしょうか。
"殺し屋"という仕事が普通の日常に普通に入り込んでいるおかしさ。
普通の人が目の前で殺人を見たときにどう反応するか、というのが、
やりすぎない程度のパニック加減で、イヤミなくて良い。
そう、全体的にほどほどな感じが心地よさとなっている気がします。
実はこういうほどよい映画って、一番作るのが難しいのかも知れません。

まあなんといっても一番大きな結論は、
ジョン・キューザック作品にハズレはない!だと思います。


Grosse Pointe Blank(1997 アメリカ)
監督 ジョージ・アーミテイジ
出演 ジョン・キューザック ミニー・ドライヴァー アラン・アーキン ダン・エイクロイド
   ジョーン・キューザック ハンク・アザリア ジェレミー・ピヴェン



ポイント・ブランク

ポイント・ブランク

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • メディア: DVD



タグ:映画
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コメント 2

hash

はじめまして、こんばんは。
私もこの映画は好きです。
日本未公開だったのがもったいないですね。
by hash (2008-07-07 00:25) 

dorothy

hashさんはじめまして。コメント& nice!ありがとうございます。
そう、劇場公開されなかったんですよね。
そういうのが多すぎます。たくさんの人に観て欲しいです。
by dorothy (2008-07-07 02:32) 

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