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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 [映画感想−あ]

観てきました。
新作なんて冗談だと思ってたら本当に作られてしまいました。
スチールを見ると、確かに年をとったインディがそこにいましたが、
それでもかなーり、期待はしました。したんですが・・・。


時は1957年。米ソ冷戦時代。
女諜報員イリーナ(ケイト・ブランシェット)率いるソ連の秘密部隊が米軍基地を襲撃します。
彼らの目的は、いわゆるロズウェル事件でのUFOからの回収物。
そのありかを探すため、彼らに捕らえられ連れてこられたインディ(ハリソン・フォード)。
なんとかその場から逃げ出し、大学に戻ったインディでしたが、
この一件で赤狩りの標的となり、大学を去らざるを得なくなります。
そこに、一通の手紙を持った青年マット(シャイア・ラブーフ)が現れます。
彼は、インディの旧友である考古学者オクスリー(ジョン・ハート)が、
伝説のクリスタル・スカルの謎を解いたあとに消息を絶ったことをインディに告げます。
鍵は南米にあると判断したインディは、マットと共に南米へ旅立ちます。そこに待ち受けるものは・・・?


それでもまだまだ元気です
indianajones_1.jpg


最初の米軍基地内でのバトルは一応、掴みとしてOKと言えるかも知れません。
裏切りや武器の奪い合いや脱出方法など、いずれもお約束の展開だし、
インディもとりあえずなかなかいい動きをしています。
・・・もちろんスタントだとは思いますが。
ですがその直後、インディは核実験場に逃げ込みトンデモな方法で危機一髪!
ちょ、ちょっと!そんなことで助かるわけないでしょう!?という、
相変わらずのアメリカの核認識の低さにしばしボウゼン。
トンデモ設定もインディのお約束と言えばそうなんですが、
スピルバーグでもいまだにそうなんだ、と、ちょっとガックリ。
ここでちょっとブルーな気持ちになってしまいました。
そして謎の青年が手紙を携え現れ、本題に入っていく・・・のですが。

例によってインディたちにいろんな危険が降りかかって来るのですが、
それらがどれもこれもあっさり片付き過ぎて、
登場人物誰もが、1個ずつ手際よくやり過ごしてる感じです。
昔はイベント1つ1つにもうちょっとハラハラドキドキした気がするのですが。
ここにそんな仕掛けがあったの!?とか、どうやったらこの扉が開くのか?とか、
この危機を乗り越えるにはどうしたらいいか・・・といったことが、
いやにあっさり解決したり、あるいは必然性が感じられなかったり。
すべてがサラッと流れていく感じなのです。
その割に、全体的にテンポが悪く感じられる。
観ているあいだ、ずっと「?」がぼんやり浮かんだ状態でした。

インディが年をとって動きが昔のようにいかないのは別にかまわないし、
そんなことは最初からわかっていることなのですが、
ほかの登場人物もイマイチ、動きにメリハリが感じられません。
インディがいろんな災難に対してクールに対応するのはまあわかる。
でも、こういうことが初めての経験であるマットも妙に落ち着き払っている、
というか、何もしてないのです。
いっそのことインディの足手まといになるくらい、
脇でぎゃあぎゃあ騒いでるとかいうほうが説得力もある。
あるいは意外に大活躍するのなら、それはそれで楽しめると思うんですが、
活躍はそこそこするんですが、どうも印象に残っていません。
あ、でも、たくさんのお猿サンたちといっしょのシーンは違う意味で面白かった。くだらなすぎて。


元恋人マリオン大活躍?
indianajones_2.jpg


インディは、いっそのこと跳んだり跳ねたりはソコソコで、
そのかわり、たとえば『最後の聖戦』のショーン・コネリーのような、
ちょっととぼけたオヤジっぷりを見せたりして、アクションは若いモンらに適当にまかせて、
オイシイとこだけ持って行く、みたいなので良かったと思うのです。
得意のちょいワルな笑顔を見せて、ずる賢く立ち回るとか。
なんだかそういうのも見られない、ただ疲れちゃってる感じで、
本当にこの仕事やりたかったの?断ってもよかったんじゃないの?と思ってしまいました。
そう、この作品を作ろうとした人たちはいったい何がやりたかったのか。
20年近く経って新作を作るからには何か新しいものを作って欲しかった。
CGの技術が進んだことがわかっただけ、という気がしてなりません。

ケイト・ブランシェットは期待どおりというか予想どおりというか、
相変わらずの成りきりぶり。
昔はとても好きな女優さんだったんですが、最近はこの成りきり度が過ぎる気がして、
観ていてちょっと疲れてしまいます。
今回も、こういう演技を望まれての出演依頼なんだろうとは思いますが、
もう少し普通の役というかお芝居を観たいです。


こちらも大活躍
indianajones_3.jpg


インディの"元恋人"マリオン役のカレン・アレンもなかなかの活躍ぶりでした。
彼女もすっかり年をとって、それなりなオバサンになっているのですが、
相変わらずの無鉄砲ぶりで、そしてちゃんと愛らしい。
彼女を登場させたのは同窓会らしくて正解だったと思います。
その分、期待はずれだったのはシャイア・ラブーフ。
やはりリバー・フェニックスばりの魅力ある俳優をキャスティングして欲しかった。
こんなんじゃ三代目は継げないぞ!と言いたい。
大抜擢過ぎて腰が引けてしまったのでしょうか?

前3作を観た人は確実に失望すると思うので、
まったく昔を知らない若い世代の人が初めてこの作品でインディ体験するのであれば、
単なるB級活劇としてそこそこには楽しめるかも、とも思いました。
それでも、ルーカスとスピルバーグでこれ?と思うかも知れませんが。
お約束のヘビも登場するので、やっぱり予備知識ないと楽しめないかな?


Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull(2008 アメリカ)
監督 スティーヴン・スピルバーグ
出演 ハリソン・フォード ケイト・ブランシェット カレン・アレン シャイア・ラブーフ
   レイ・ウィンストン ジョン・ハート ジム・ブロードベント イゴール・ジジキン


絶対絶対観るべき3部作。

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whitered

トラックバックしたつもりができていませんでしたので、こちらに書かせてもらいます。私も観てきました。20年も待って、落ちていましたね、質が。三人の妥協の産物といえなくもないですね。考古学風SF的冒険ホームドラマのジャンルというところでしょうか。筋が一本ビシッと通っていませんでしたね。
by whitered (2008-07-03 20:26) 

dorothy

whiteredさん、コメント& nice!ありがとうございます。
やはり期待してしまってたんで、その分の失望感は大きいです。
本当に罪なオジサンたちです。

by dorothy (2008-07-04 01:05) 

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